ファーストレード(firstrade)で米国株・ETFの取引を始めて約6ヶ月が経ちました。
口座開設や入金の手配を進めるうちに、コロナショックが発生。
「もっと早くから始めていれば、このチャンスを生かせたのかもしれないのに….」
と無い物ねだりの日々ですが、金融商品を通して世界(アメリカ)経済への興味・関心が高まり、勉強が捗るようになりました。
この記事では約半年の間に得た利益(利確分)や含み益(含み損)、初心者が株取引をする事で体験した「感情の動き」について記録します。
投資額トータル・利確分・含み益まとめ
2月から少しずつ資金を投入し9月までに合計$20,000分の株・ETFを購入しました。
配当・口座利子・入金キャンペーン:+$110(課税後)
利確分:+$170(課税後)
含み益:+16.7 %
これは9月1日現在の結果です。最近のボラティリティーの高い相場では、含み益なんてあっというまに吹き飛びそうです。
トータルでプラスですが、当然、含み損もたくさん出ています。
もっと前から始めて言えば、コロナの暴落で「これはお得だ!」とすぐに購入にふみきれたのに、とよく思います。
初心者だと「今、どれくらい買ってもいいか」という自分ルールの手感覚がないため、購入を躊躇することがよくありました。
初心者だと「ボタンを押す」だけなのにものすごいストレスがかかるのです。
まずはそれに慣れることが大事と理解しました。
投資スタイルと目標
自分の基本スタイルは「長期・積立・分散」投資を守る事です。
しかし、長い目で見て利益を出すスタイルだけでは「作業に慣れる」のに時間をかけてしまうことになるので、以下の点に注意して、まずは緩く始めることにしました。
- 現物取引のみ
- 米国ETFによる長期・積立投資を基本に
- 全体的にボラティリティーが高いので個別株にも挑戦
細かい目標設定としては、
- とにかく「株やETFの売買」と言う作業に慣れる
- やってみないとわからない「購入・売却」時の感情の動きに注目する
とにかく「やってみよう」感の強い目標でした。
ファンダメンタル・企業の決算をしっかり見れるようになるなどの「堅実な路線」に必要な知識の収集は次の目標です。
まずは「指値・成り行き」の違いを理解して、間違えずにボタンを押す、その作業に慣れるのを第一に考えました。
銘柄選定の基準
主軸はインデックス投資なので、その点は淡々と買い進めています。
個別株に関しては、主にSNSを通じて投資系の情報を収集し、決算を主軸に、気になる銘柄を買っています。
といっても、まだ決算書をすべて自分で見切れるわけでもないので、今は「ギャンブル」と割り切って、いろんな人の決算の解釈を見聞きし、可能な限り一次情報に当たった上で、余剰資金を投入しています。
今のところ、迷ったら、
- その企業がただただ好き(お世話になってる)
- 今流行りのイケイケ銘柄
この二点に当てはまるかどうかで決断しています。
株を購入する、という行為が始めてだったので、まずは「株を保有する」 = 「企業を所有する」と言う体験が「特別感」のあるものでした。
「所有している」というのも恥ずかしいくらいのチリのような額ですがテンションが上がります。
次の目標
次の半年の目標です。
- 決算をもっと読めるようにする
- 為替や先物について理解を深める(取引はしない)
- 中央銀行(欧米・日本)の金融の取り組みについて知る
- 債券やREITについてリサーチ
- 自分の中の「売り」ルールをもっと明確にする
株が取引される世界のバックグラウンドについて理解を深めていこうと思います。
バックグラウンドの理解が深まっても、すぐに「良い銘柄」を掴むスキルが上がるわけではないと思います。
長期投資をしていく上でも、経済がどのように流れていくのかを十分に知ることで、納得いく決断ができるものだと思います。
これからも、時間をかけて備えていこう、と心持ちを新たにする「投資開始から半年」でした。