FirstradeのSecurities Lending Income Program【オプトアウト型の貸株プログラム】

貸株制度は口座開設時に自動参加となるOpt-Out型

Firstradeには「Securities Lending Income Program」と呼ばれる貸株制度が用意されています。

ファーストレードのSecurities Lending Income Programのページ

オンラインで口座開設をした際にサイン(チェック)する書類セットに、この制度への参加同意の書類も含まれていました。

あくまで「すべてセット」で同意する形だったので、このプログラムだけを除外して申し込むことはできませんでした。

自分が口座開設をしたのは2020年1月でしたので、現在は変更されている可能性もあります。

以下の画像は、過去の「firstrade口座開設」を紹介性たページで掲載していた制約書類のリストです。Securities Lending Income Program Disclosureの部分がこれに該当します。



口座開設の紹介ブログも参考にご覧ください。

Securities Lending Income Programはどんなルール?

基本的には以下の様なルールです。

  • 保有している株を貸し出すことで利子が入る
  • 「貸し出し中の株・ETF」でも自由に売却できる

自由度が高く、メリットが大きい様な気がしますが、一方で、リスクや不透明な部分があるのが確かです。

特に、SIPAの保護の対象外になる可能性があるのは、株式を多く保有する様に慣れば気になる点かも知れません。

  • 貸し出す株は選べない(Firstrade側が需要に応じて貸し出す)
  • 貸し出す株数を決められない(Firstrade側が需要に応じて貸し出す)
  • 貸し出された株はSecurities Investor Protection Act (SIPA)での保護の対象にならない場合がある
  • 持っている株が必ず貸し出されるとは限らない
  • 貸し出された株の議決権はなくなる

ちなみに、SIPA(証券投資者保護公社)とは…

SIPCは 1970 年に創設され、全証券業者に加入義務を課している。そして、業者破綻時における投資者への補償等のための基金を整備・運用、管財人等として破綻処理がなされている。

「アメリカの投資者保護基金制度について~証券会社の経営破綻を巡る法制度と課題~」
松岡啓祐 専修大学法科大学院教授
『証券経済学会年報』第 49 号別冊

他に気になった点としては、利子の計算方法がよくわからない、ということです。しかし、これは、自分は素人であることにも由来しているので、調べればわかることかも知れません。

(「L」マークをチェックすれば、何株が貸し出されているのかを知ることはできます。)

銀行の預金の利子の計算方法もそういえばちゃんと確認した事がないので、それと同じなのかも知れません。

上記のSecurities Lending Income Programについてのルール箇条書きは、HPに記載されているものをもとにしています。

口座開設の際は、FAQも同時にご確認ください。

Important Disclosures

実際どんな感じ?利子はいくらだった?

Firstradeで取引を始めてから約11ヶ月が経過しました。

この間、ETFを含めても約20銘柄程度しか売買をしていませんが、これまでに既に2銘柄が貸株に出されました。

貸株に出されると、ティッカーシンボルの横に「L」マークがつきます。


ポートフォリオ画面のキャプチャー

一ヶ月・二ヶ月ずっと「L」マークがついていることもあれば、一週間ほどで「L」がつかなくなったこともありました。

ちなみに、ある月に、一株10ドル程度の株を計75株ほど貸し出してえられた一月分の利子は

0.77ドル

でした。

私のような雑魚個人投資家には、利益という意味ではあまり関係ない制度かも知れません。

Opt-Out型だけどOpt-Outは望まれていない?

先述の通り、口座を開設する際にデフォルトでプログラムに参加する形なので、自己申告でやめない限り、プログラムに参加しつづける形になります。

投資初心者の自分としては、なんとなく「貸株」というのに慣れておらず、一度、お問い合わせフォームから「やめることを希望しています」とメールをしました。

しかし「このプログラム、料金はかからないよ〜!」という返事がきただけにとどまりました。

要は「がっつりプッシュ」しないと、やめさせてもらえないようです。

証券会社としては、自分らで管理している株やETFを自由に貸し出せる方が、運営上やりやすいのでしょう。

ちなみに、アメリカではサービスを「辞める」系の手続きは時間や手間がかかる事がよくあるので、firstradeが特段「やめにくい、あくどいやり方をしている」というのではないかと。

自分がプログラムに加入しているかを確かめる方法

ログイン後の画面で

「Account」>>>「Profile」>>>「Account Status」

と進むと確認できます。




突然、自分の株が貸し出されたときは驚きましたが、日本の証券会社でも貸株サービスを行っているところもあるので、馴染みのある人は気にならないかも知れません。

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