株売買の「あるある」とも言われる「買ったら下がる・売ったら上がる」現象。
トータル20銘柄も取引していないにもかかわらず
起こった初心者あるある「気分売買」の実態をご紹介します。
「少額のうちに失敗できた」「含み損や売ってからの後悔」を体験できたことが良かったです(負け惜しみ)。
気分売買 ⑴「応援したい」
株を勝って好きな企業を応援しよう。
ちょっとした富豪気取りで、リサーチなどは全くせずに好きな株を買うにしました。
自分は航空機に個人的に思い入れがあるため「とにかく無性に買ってみたい」という気持ちが湧き上がってくるわけです。
せめてものリスク分散として個別株ではなくETFにしました。
黄色の矢印あたりで購入したところ、すぐに下がったことにビビり、戻ってきてすぐ、濃紺の矢印あたりで売りました。
そして、売ってから一週間ほどで、コロナ回復の期待が一気に高まり、JETSは一時的に爆上がりしたのでした。
「せめて上がってから売りたかった…」というお気持ちが残りました。
気分売買 ⑵「なんか有望そうだから買ってみよう(リサーチなし)」
昨今、環境問題への高まりからEV自動車に関するニュースもよく耳にします。
英、ガソリン車販売禁止を35年に前倒し HVも対象に(日経新聞より)
カリフォルニア州、35年までにガソリン駆動の新車販売禁止-米国で初(Bloombergより)
「時代はEV車」「環境重視のバイデンが勝とうが勝たまいが水素電池だ」と言う意見を目にし、比較的値段が安く、値を上げ始めている「PLUG」を買うことに。
黄色の矢印あたりで購入しましたがNKLAショックにより価格が急落した際、「あまりリサーチせず買ってるからとっとと売ろう…」と慌てて濃紺矢印のあたりで売りました。
2020/10/22現在ではやや値が崩れていますが、自分が売却した後にも様々な「好条件」を目にします。
気分売買 ⑶「時代が求めているのは大麻製品?!(リサーチなし)」
とりあえず「大麻銘柄が欲しい」と買ったACB。
コロナで増えた個人投資家「ロビンフッター」にも人気の銘柄です。
矢印部分で購入し、現在、塩づけています。
「株価が下がっても構わない、これはお賽銭」という気持ちが強ければ「好きだから」「応援したいから」という理由で買うのも良いでしょう。
しかし「応援できれば良い」という気持ちの中には、「リサーチなどせずにあわよくばリターンを得たい」という気持ちがあったことがよくわかりました。
どんなにリサーチできるようになろうが、機関投資家からしたら自分は所詮は素人でしかありません。
そしてプロでもわからないのが相場というものです。
それでも「自分なりの後悔」をしないために、なっとくいく「情報収拾」をしてえから購入・売却を行う大切さを学びました。