「ブログを書くこと」以外の「収益化の準備」として、いくつかの固定ページを作ります。
Googleアドセンスの審査に合格するためには、自分のブログサイトに必ず用意しなければならない固定ページがあります。それが「お問い合わせフォーム」「プライバシーポリシー」「サイトマップ」の3者です。
さらに「どんな人間がブログを書いているのか?」が簡単にわかるよう、プロフィールページもあったほうが良いです。
サイトマップの登録、サイトの所有権確認のために必要なGoogleサーチコンソールの設定も済ませます。
ブログ記事を書きながら、飽きたら固定ページの作業を進めるのもおすすめです。
この記事は「WordPressでブログを始める」のうちの三番目を解説しています。
目次
- プラグインを設定
- 固定ページをつくる
プラグイン「Contact Form 7」を有効化すると、ダッシュボードのタブ群の上から五番目くらいのタブ「お問い合わせ」をクリックし、デフォルトである「コンタクトフォーム1」をクリック、編集します。
上のビックリマークでエラーが出ているところに「お問い合わせフォームから送られるメールが届く先(送信先)のメールアドレス」と、「お問い合わせフォーム(送信元)のメールアドレス」を設定します。
メールアドレスの項目には、有効なものを入力してください。
設定を保存したら、モザイクで隠してある青い部分のショートコードをコピーしてください。固定ページの本文に貼り付けます。
ダッシュボードから「固定ページ」→「新規作成」でタイトルに「お問い合わせフォーム(Contact From)と入れ、本文にコピペした文字列を貼り付けたら、公開してください。
- 運営がうまくいっているブログサイトのプライバシーポリシーをいくつか見て型を学ぶ
- 必要事項が盛り込まれた内容の固定ページをつくる
Googleアドセンスやアマゾンアソシエイトで指定されている項目について、必ず明確な記載を載せましょう。
免責事項等、ブログの責任範囲を示すことが重要です。本文や内容は、運営がうまくいっているサイトを参考にしてください。
信頼できるサイトのものを丸コピペでもOKです。
固定ページとして新たに「プライバシーポリシー」というタイトルの記事を作り、本文に必要事項を記入していきましょう。
最後に、必ずコンタクトフォーム(問い合わせ先)を載せるようにしてください。
この後にサイトマップの登録をしますが、その前にGoogleサーチコンソールのアカウント作成、ドメインプロパティ設定(ドメイン所有権の確認)を済ませましょう。
- サーチコンソールにドメインを登録、出てくるTXTコードをコピペ
- サーバーのドメインからDNS
googleサーチコンソールに行きアカウントをつくったら「プロパティを追加」します。
プロパティタイプは「ドメイン」を選び、サイトのURLを入れて「続行」ボタンを押してください。
次の画面は、閉じずにそのままでお願いします(閉じても大丈夫ですが)。
サーバーの手続きをした後に戻ってきます。
TXTコードが出てくるのでコピペして下さい。
次にサーバー(ミックスホスト)のc-Panelから「Zone Editor」を開く。
すでに登録されている「ドメイン」の右側にある「管理」ボタンから設定画面へ。
ドメイン名とレコードを入れて右側の追加ボタンを押せばOKです。
終わったら、サーチコンソールの画面に戻り、そのままにしていた画面の「確認」ボタンを押せばOKです。
サイトの所有権の確認についてのGoogleサーチコンソール公式の説明はこちら。
サイトマップの作成
サイトマップには以下の二種類があります。
- 人がブログ上で見る用のサイトマップ(1つでOK=固定ページをつくる)
- Googleの巡回ロボットが認識する用のサイトマップ(3つのコードをサーチコンソールに登録)
1. 人用サイトマップ
1つ目は、コードを「functions.php」に貼り付けるので少し注意しながら作業してください。
流れとしては、このサイトに乗っているコードをコピペして、functions.phpにペースト、あとは他の固定ページと同じように「サイトマップ」のページを作り、本文に以下の文字を入れて公開すればOKです。
本文に上の文字列を入れると「ここにサイトマップを作れ」というコード(命令)になってしまうので、画像で示しています。
このやり方でできるサイトマップ例はこちら。
2. ロボット用サイトマップ
2つ目の「ロボット用サイトマップ」は、プラグインXML Sitemapを設定した後、専用のURL(全部で3つ、コピペするのは1つ)をサーチコンソールにワンクリックで追加すればOKです。
XML形式のサイトマップとは?はなぜ必要?
Googleクローラーというプログラム(ロボット)がサイトを訪問して、情報を収集、データベースに登録(インデックス)します。この時、読み取られるファイルの形式が「XML形式」です。
Googleの検索にヒットさせるのに、なくてはならない準備です。
まずはプラグイン上で設定する
次の設定は「クローラー」が巡回する時の目安として「巡回の優先順位」などを設定しますが、あくまで目安として使用する数値のようです。
- 基本的な設定
- Additional Pages(何もしなくてOK)
- 投稿の優先順位
- Sitemap コンテンツ
- Excluded Items (何もしなくてOK)
- Change Frequencies(とりあえず何もしなくてOK)
- 優先順位の設定(priority)
1. 基本的な設定
6つ項目があると思いますが、最初の5つは最初からチェックが入っています。そのうち、次の5番目のチェックを外してください。
「HTML形式でのサイトマップを含める」
後々になって、サーチコンソールのエラーで出てきます。
3. 投稿の優先順位
「優先順位を自動的に計算しない」を選択してください。
4. Sitemap コンテンツ
- ホームページ
- 投稿(個別記事)を含める
- カテゴリーページを含める
- 最終更新時刻を含める
クロールに巡回してほしい部分として、少なくともこの4つをチェックをします。
7. 優先順位の設定(priority)
クロールしてもらうサイトの優先順位を「1.0 = 非常に重要」から「 0.1 = ほとんど重要ではない」で数値づけます。
ググると他にも情報が出てくると思います。
上の配分もバズ部さんのわかりやすい説明を参考にさせていただいています。
サーチコンソールとの紐付け作業をする
まず、ダッシュボードの一番下の「設定」タブのXML Sitemap(もし見当たらなかったらプラグインを有効化する)に行って設定をします。
ページを開くと以下の画面が出てきます。ページの下の方にいくつか設定項目があり、設定後に赤枠で囲った「コピペしてサチコへ入れる」の部分をGoogleサーチコンソールへ登録します。
サーチコンソールのメニュー画面(左側)に「サイトマップ」という項目があります。
一番上に「新しいサイトマップの追加」というブロックが出てくるので上図の「コピペしてサチコに入れる」のURLを入れて下さい。
これが全部で三つあるうちの「1つ目」のコードです。
残りの二つはこちら。
- https://あなたのドメイン名/sitemap.xml.gz
- https://あなたのドメイン名/feed
最後に「どんな人間」が「何を目的」に「どんなブログ内容」を書いているのか(書いていくのか)が一目でわかるようなプロフィールページを固定ページでつくって下さい。
ブログ主の個人情報を流出させることが目的ではないので、もちろん、匿名でブログの目的が伝わればOKです。
以下は、ブログが充実してきたら目指したいプロフィールです。
【参考】
マナブログ主のマナブさんのmanablog.comとkyukatu.com