WordPressでブログを始める際にドメイン名を決めると思います。
この際、これだけは注意してほしい点があります。
Whois情報代行には必ず申し込んでください
適切に設定しないと「自分の個人情報を世界に大公開」する事になります。
どこで申し込めるの?費用は?
「ドメイン名取得時」に申し込めるので忘れなければ大丈夫です。
このちょっとした作業を忘れると「身バレ」でトラブルに巻き込まれるリスクがグンと上がります。
とにかく「ドメイン名の申し込み時」に必ず一緒に申し込んでください。
ドメイン契約時に申し込めば費用はかかりません。
目次
Whoise情報公開代行は「公開義務のある個人情報」を「ドメイン名を販売する会社」に肩代わりしてもらうサービスです。
「ドメイン名」はインターネットと言う仮想空間で「ここは私の場所です」と示すための「住所」のようなものです。
この住所が誰の所有物なのか(= 管理されているのか)と言う情報は、非営利団体のICANNによって公開することが義務づけられています。
つまり「このHP(ドメイン)は誰が運営してるの?」となった場合、誰でも検索できるシステムになっています。
特に公開されたらマズい個人情報として、以下の4項目があります。
- 登録者の名前
- 住所
- 電話番号
- メールアドレス
個人情報を晒さないといけないの?!おかしな人に目をつけられたら誰でも家に押しかけられてしまうってこと?!
「Whois情報公開代行サービス」は、ブログ運営者の「個人情報」の代わりに「ドメイン販売会社の情報」を載せてくれる素晴らしいサービスなのです。
その他にも、このドメインがいつまで契約されたものか、いつ登録されたものか、などの最新情報も載っています。
申し込みは難しくありません。
ドメイン名の契約時に「お名前.com」や「ムームードメイン」などで、ドメイン申し込み時に「Whois情報公開代行を申し込む」の項目をチェックするだけ。
ドメイン契約時であれば無料で申し込むことが可能です。
例えばお名前.comの場合は、1ドメインにつき 980円/年(税抜)で可能です。
後からでも申し込みは可能ですが、なぜか有料になってしまいます。
最初にやっておけば無料なのに、忘れると「毎年1000円かかるなんて…」
実際に「忘れてしまった」場合には、カスタムサポートにその旨を連絡して何とかなったと言う体験談もあります。しかし、今でも有効かどうかはわかりません。
申し込みを忘れないようにしましょう!
基本的に多くのドメイン名でWhois情報公開代行サービスは申し込めますが、たまに「有名なドメイン名」でもサービスの対象になっていないものがあるので注意が必要です。
「.co.jp」はできないみたいだけれど、その他、「.com」「.net」などは大丈夫そうです。
「値段一覧表」で一覧が見られるので、値段とともに「必ず」一度目を通すようにしてみてください。
Whois情報公開代行ができないドメインだと知らずに契約、ガチで自分の本名、登録した電話番号、メールアドレスが載りました。
半年ほと気がつかずにブログを運営していましたが、自体のヤバさに気がついて慌ててブログを抹消しました。
しかし、ドメイン廃止を申し込んでも、すぐにWhois情報が消えるわけではなく、申請から約1ヶ月ほどの「クッション期間」があり、何かとヒヤヒヤしました。
ちなみに、その時のブログのドメイン名は「.org」でした。
実はこのドメイン、私が申し込みをした当時の「お名前.com」では「Whoise情報公開代行」サービスを提供していないドメインでした。
マイナー分野でしたが「検索するとTOPに出る」記事もあったので、泣く泣くブログを閉じる羽目に。。。
ただし、2020年4月23日から「お名前.com」でも「.orgドメイン」のWhois情報公開代行サービスを行うようになったので、今は大丈夫です。
「.orgドメインのWhois情報公開代行サービスの取り扱いを開始」
ドメイン名契約時に、もう一つなんかサービスについて選択させられるけど、この「Whois情報公開代行 メール転送オプション」は必要なの?
Whois情報公開代行を設定した状態で、個人情報を公開することなく外部からの各種連絡を受け取ることができるサービスです。(中略)今までWhois情報を公開していないと受信できなかったドメイン登録者宛のドメイン売買交渉や商標侵害警告などの通知をご自身のドメイン登録者情報メールアドレス宛に転送し、受け取ることができるようになります。
お名前.com
こちらは、申し込み時期にかかわらず1ドメインにつき 300円/年(税抜)の費用がかかりますが、基本的に必要ないので、チェックを外して大丈夫です。